田舎暮らしの三児の母、ぼんのブログ

子育て目線で本、簡単レシピ、腸活、教材体験記などつづってます^_^

田舎で親子で楽しめる本 『石はなにからできている?』

田舎で親子で楽しめる本

今回は『石はなにからできている』です!

 

石好き男子&女子必見!

川や色んなところにある 石!

様々な色や模様がありますよね。

写真いっぱいで、楽しく学べちゃいますよ♪

 

 

どんな本?

 

岩崎書店さんが出している

シリーズ ちしきのぽけっと

 

子どもたちにつたえたい、おもしろいこと、ふしぎなことをわかりやすく解説した、あたらしいタイプの知識絵本シリーズのひとつです。

 

この本には、河原や海岸などで見かける石の写真が、特徴とともに載っています♪

 

シリーズ ちしきのぽけっと
石はなにからできている?

 

著者 :西村 寿雄 文
写真 :武田晋一
構成 :ボコヤマクリタ

 

川原や海岸に行くと、色々とりどりの石があります。
なぜ色々な石があるのでしょう。
石は何からできているのでしょう?

 

対象年齢 : 小学校低学年・中学年・高学年
NDC :(400~499)自然科学 > (458)岩石学
出版年月日 :2018/09/30
判型・ページ数 :A4変・32ページ
定価 :本体1,600円+税

 

岩崎書店HPhttps://www.iwasakishoten.co.jp/book/b373079.htmlから引用

 

ページ見開きでどーん!と大きく石の写真が入っていて、その横に石の特徴がわかりやすくちょこっと書いてあります。

 

年長さんや小学校低学年の息子たち(当時)でも、興味を持って何度も読んでいました!

 

内容は?

月の石をみたことがありますか?

月には灰色の石しかありません。

 

~石はなにからできている?本文より引用~

 

からスタートします。

 

え?月の石って灰色しかないの?

 

んーでも・・・地球の石ってどんなだったっけ・・・

 

そんな風に、周りにある石のことを思い出すところからはじまります。

 

ざらざら?すべすべ?

白?黒?キラキラ?

 

見開きページで1つの石の写真が大きくのっていて、

その横に石の特徴がわかりやすいことばで書いてある。

 

そしてその下には、その石が何からできているのか、少しだけ補足してあります。

 

読み飛ばしがちな巻末も面白い!

 

・石の見分けかた

 

・石の仲間分け表

 

などなど。

 

石から地球の特徴がわかり、そこからマグマ、生き物、水そして原子の話になっていきます。

 

小学校低学年~高学年・中学生、おとなも楽しめる1冊です!

 

読んでみた感想、こどもたちの反応は?

 

導入がうまくてするする読んでしまいました!

 

写真がおおきいので、じっくり細かいところまでみられるのも面白いです!あんまり石をじっくりと見る機会、ないですよね!

 

わかりやすい言葉で説明していて、文もそんなに多くないので読み聞かせがしやすかったです。こどもたちも最後まで飽きずに読むことができました。

 

石に興味を持った長男(当時小学2年生)は、一生懸命巻末の仲間分け表をマイノートに書いており、実際に探していました。拾った石をみて、色や手触りを自分の感覚で表現しています。

 

地球ってすごい!マグマってなに!?と、石ひとつから地球まで、好奇心がアップしたようです。スケールおっきいなー笑

 

この本の活用法と考えられる効果


この本を読んだ後の子どもたちを見て、私が感じたことです。

 

地球ってすごい!

→漠然と、地球とのつながりや関わりを感じられる!

地球ってなんかすごい!いろんなことがかかわりあっている!
そんなことが漠然とでも意識できれば、きっとモノの見方が変わってくることでしょう。

 

 

石の見方がかわる!

→観察力がアップ!

ふだん意識してみていますか?
まあ実生活で意識しなきゃならないことではありませんが笑
私はこの本を読むまで、平らだから河原でとびそうー程度にしか石について考えたことはありませんでした。しかし、何からできている石かということで、その石の特徴につながっているということを知ると、観察ポイントが増えてくるんですよね~。


これ、小中学校の学習指導要綱の科学的な見方や考え方
知らずに身についちゃいそうですよね・・・

 

 

身近な石から地球、自然の現象などに興味が広がる!

この本は、「いろんな石があるねー!」で終わっていません。
石の特徴から、いったいこの石は何からできているのか、ということをわかりやすい言葉でさらっと書いてあります。当然子どもたちから、マグマってなに?などの疑問が出てきます。
身近にある石から、まったくもってみたことがない、あまり身近でないけど地球や環境にむすびついていく。小学校高学年や中学生以上になると習うことだと思いますが、それまでの間に知っている、聞いたことがあるって視点が広がると思うのです。

 

 

身近にあり、手に入りやすい

→長期休みの自由研究にも!

取ってはいけないなど指定されている地域はダメですが、河原などにいけばたくさん見つけることができますよね!しかも無料・・・
調べたことはゆくゆく学校でならうと思いますが、もうざっくりと先取りできちゃいます。

観察、測定、分類、規則性、表現力、まとめる力などなど、身につくかと思います。

 

 

それではっ!楽しいまなびの時間を♪