田舎で親子で楽しめる本 『うまれたよ!オタマジャクシ』
田舎で親子で楽しめる本
今回は『うまれたよ!オタマジャクシ』です!
田植えの時期を過ぎた田んぼにいっぱいいますね!
オタマジャクシ!
写真いっぱいで、卵からヒキガエルまで成長する姿を見ることができます♪
どんな本?
オタマジャクシの成長を、写真でていねいに観察できます!
岩崎書店さんが出している
よみきかせ いきものしゃしんえほん シリーズ
写真で丁寧に成長を追っているので、
パラパラ眺めるだけでも理解ができます。
カエルがきらいな方は無理せず子ども本人で読んでもらいましょう♪
そこまで嫌いでなければ発見があって、なかなかおもしろいですよ!
シリーズ よみきかせ いきものしゃしんえほん
写真 :関 慎太郎
構成・文:小杉みのり
学校の池でも見られる黒いオタマジャクシが、卵からオタマジャクシ、そしてカエルに変身する様子を大きな写真で詳しく紹介。卵がゼリー状のひもから出てくる様子や卵の形が変わる様子も。
対象年齢 :幼児・小学校低学年・中学年
出版年月日 :2011/03/31
判型・ページ数 :32ページ
定価 :本体2,200円+税
水族館飼育員から自然写真家になった関慎太郎さんという方がとった写真です。
滋賀県を撮影拠点として、日本の両生類・爬虫類・淡水魚を中心に撮影活動を行っているそうで、「えっ!?これどうやって撮ったの?」という写真もいっぱいです!
内容は?
たまごがうまれてからまる1日たつころ・・・
うまれてから4かめ・・・
など、時系列で、卵がどうなっていくのかを、写真で丁寧に追っています。
どんなものをたべるのか
どんなふうに体がかわっていくのか
今、どのくらいの大きさなのか
そんなこともわかりやすく書かれています。
巻末にはヒキガエルの暮らしについて、もう少し細かく書かれていました♪
読んでみた感想、こどもたちの反応は?
写真がたくさんあるので、
年長(当時)の我が子も自分でどんどん読み進めていました。
我が家の周りは田んぼだらけで、
かえるやオタマジャクシ、アメンボなどを見ることができるので、
身近な生き物ですし、まあいつでも(時期はありますが)見ることができます。
が
やはり近づくとぴょろぴょろー!とオタマジャクシは逃げてしまいます。
苗もあるのでむやみにとれないし・・・
たまご、オタマジャクシ、ちょっと足のはえたオタマジャクシ、カエル
は、よーく観察していると見れますが、
今回のこの絵本、
それよりももーーーっと細かい段階での写真がいっぱいです!
たまごからどんなふうに
あのオタマジャクシのかたちになっていくのか?
足や手はいったいどこにあったのか!?
そこまで普段みれませんよね!
身近でいつも見ていたオタマジャクシがこんな風におおきくなっていたなんて!
と、息子たちはただただ驚いていました!
すごーい!こんなところに手があったんだねー!
大きくなるまでたいへんなんだねー!
と言っていました。
この本の活用法と考えられる効果
この本を読んだ後の子どもたちを見て、私が感じたことです。
知識が増える
→観察力がアップする!
予備知識があるのとないのでは、観察するときのポイントも変わってきますよね!
息子たちは
読む前→あっ!オタマジャクシだー!
読んだ後→あっ!オタマジャクシ!まだ足は生えてきてないなぁー・・・
同じ場所を通っているのに、より深く観察したり、その先のことを考えるようになっていました。
そして通りながら、おおきくなってねーと応援しています笑
”知る”ことで愛着がわく
→オタマジャクシを大事にするようになった
以前はオタマジャクシをみるとそのあたりにある棒でツンツンしようとしていましたが、
卵からオタマジャクシに、そしてカエルになるまでのストーリーを知ったら、
乱暴に扱わなくなったなと思います。
大きくなるとからだがかわっていくものって他には?
→別視点での興味が広がる
この本をよんでから数日後。
オタマジャクシからかえるになるみたいに、体がかわっていくいきものっていっぱいいるね!
ということに長男(小学2年生/当時)が気づきました。
カブトムシもだあー!
と。
たしかに!セミもそうだー!と次男(年長/当時)
そして、どんなふうにカブトムシになっていくのかを知りたいと、ネットで検索し、1つの動画をなんどもなんども見ては、大興奮しています。
そんなオタマジャクシの成長絵本から、そんな気づきにも発展していくのか!と驚きました。
ここから発展して、いろんな生き物へと興味をシフトしていくのも面白いですね!
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それではっ!楽しいまなびの時間を♪